日本におけるボードゲーム文化の確立を目指す団体「ゆうもあ」が運営する日本ボードゲーム大賞2012年は、一般投票の結果『ラブレター』が大賞に選ばれました。
また審査員の間で、最も初心者や子ども向けにお薦めだと考えられる作品に贈られる賞「ゆうもあ賞」には『クラック』が選ばれました。
『ラブレター』はカナイ製作所さん作成の国産ゲーム。500円ゲームでありながら人気を呼びました。1枚のカードを保持してうまく、恋文を届けるというゲームで、すでに英語版が発売されています。
『クラック』は、色と形のダイスで指示された広げたディスクをすばやく取るゲームです。子供さんの方が得意そうなゲームですね。審査員評によれば、「ドブル」と接戦になりながらも、流通面の良さと、この手のゲームが苦手な方々でも受け入れられやすい点が評価されたとのことです。
日本ボードゲーム大賞結果発表
【日本ボードゲーム大賞 2012 投票部門】
1位:ラブレター 289点
2位:Vorpals 215点
3位:村の人生 175点
4位:K2(日本語版) 159点
5位:ベガス 146点
6位:街コロ 137点
7位:キング・オブ・トーキョー(日本語版) 130点
8位:エセ芸術家ニューヨークへ行く 106点
9位:キングダムビルダー 95点
10位:いかさまゴキブリ 87点
【日本ボードゲーム大賞2012 ゆうもあ賞門】
大賞:クラック
ノミネート:ドブル(日本語版)
ノミネート:ベガス